こんにちは^^
今日は
チャイコフスキーの『
くるみ割り人形 第2幕』を取り扱いたいと思います。
ここはクララが
お菓子の精に踊りを見せてもらう場面です。
バレエだとたくさんの人が出てきて楽しい雰囲気満載です。
第2幕は『マーチ、金平糖の精の踊り、ロシアの踊り、
アラビアの踊り、
中国の踊り、葦笛の踊り』から構成されています。
まさに聞くだけで世界一周が楽しめるのですね。
さて、今日はその中から『マーチ、金平糖の精の踊り』を扱います。
第2幕はたくさんあるので3日にわけてお届けしようと思います。
まずはマーチです。
ロンド形式のマーチは『くるみ割り人形』の中でも特に有名です。
足取りを合わせて歩くように世界観を徐々におとぎの世界へと変えていきます。
小序曲よりも大胆で、豪快な
メロディーが特徴です。
また、展開はA-B-A-C-A-B-Aとなります。
弦楽器の響きも素晴らしく、『くるみ割り人形』の中核となる気品を持っています。
マーチは日本ではかなり人気が高いようです。
お子さんの発表会などでもマーチか第3幕の花のワルツが選ばれることが多いようです。
さて、そんなマーチに続く『金平糖の精の踊り』。
金平糖と聞いただけでも繊細な音色が聞こえてきそうですよね。
まさに金平糖を空にまぶしたような繊細で、壊れそうな曲調が『金平糖の精の踊り』の特徴です。
優しく柔らかく、どこか妖しげに。
『金平糖の精の踊り』は『くるみ割り人形』全体の中では曲が短いほうです。
小序曲と似たり寄ったり、構成によってはそれよりも短くなります。
ちなみにこの曲は初めてチェレスタを使用した楽曲であることでも知られています。
チェレスタは打楽器の一種で1886年に特許を得ました。
『くるみ割り人形』の初演が1892年ですから本当に最新の
楽器だったのですね。
ちなみにチャイコフスキーはこのチェレスタを使うことを初演まで明らかにせず、ライバルには秘密にしていました。
そして『金平糖の精の踊り』にはもうひとつ秘密があります。
実は『金平糖』という言葉が使われているのは日本だけ。
他の国では『ドラジェの精の踊り』といわれています。
ドラジェは西洋の砂糖
菓子で、金平糖に似ています。
金平糖を少し大きくした感じだと思ってくださるとありがたいです。
私としては『金平糖』のほうが形が可愛くて好きです。
ドラジェは楕円形なんです。
さらに余談ですが金平糖がこのとげとげの形になった理由は未だにわかっていないんだとか。
そしてさらに金平糖の余談ですが正式な『金平糖』は表面の凹凸が24個だそうです。
おっと…話しているうちに余談が多くなってしまいました。
とりあえず今日はここまで。
明日は『ロシアの踊り(トレパーク)とアラビアの踊り』をご紹介しますのでお楽しみに!
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posted by こまつちひろ at 17:09|
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